恋の音が聞こえたら

2017/03/20



「はよーっす」
 事務所のドアを開けると、もうすでに出勤した事務員たちの、明るい声で迎えられる。
「おはよーございますヤコさん。コーヒー要ります?」
「ヤコちゃんおはよ。ねーこの間の報告書、まだ出てないよー」
 夜間学校に通いながらここで働いている女の子には、要る〜と返し、子供の手が離れたからと、フルタイムで経理までこなしてくれる女性には、ごめんなさいすぐ出しますと手を合わせてみる。
 あと数名のスタッフと、所長。本当に小さな職場ではあるが、都には居心地がいい。
「藤吾さんおはよ。何か変わったことない?」
 そうして、所長に朝の挨拶。引き継ぎはパソコンをつければ分かることだが、ひとまずのコミュニケーション。
 窓際、全体が見渡せるデスクで、所長である春日野藤吾は、メールの処理をしているようだった。
「おはよう、ヤコちゃん。特に変わった案件は入ってないよ。今日の予約は、ワンちゃんのお散歩三件とオトミさんとこの買い物のお手伝い、あとお掃除案件がいくつか」
 いつもと同じような内容だと都は安堵し、コーヒーを受け取って一口。
「あそ。あのさー藤吾さん、それやめてよね。とうとう藤木ちゃんまで、俺のことヤコって呼ぶようになっちゃったじゃん。あ、コーヒーありがと」
「え、そんなこと言われても、ヤコちゃんはヤコちゃんだし」
「いいじゃないですか、可愛いですよヤコさん。親しみやすいし」
「そーよぉ、ウチの子もヤコちゃんと遊びたい遊びたいって言ってるし、好かれてんのね」
「お子さんにまで、なに教えてんですか山崎さん」
 これはもう直りそうにはないなと、都は頭を抱える。
 心の底から嫌なわけではないのだが、どうにも、子供っぽく思えてしまう。それを口にしたら、春日野が優しい笑顔で返してくる。
「俺に比べたらまだまだ子供だよ、ヤコちゃん」
「……っもういい」
 普段だったら、ここで呆れながらも諦めて、デスクにつくのだ。あの優しい笑顔に騙されて。
 だけど今日は、呆れることはできなかった。
 あの男と同じことを言われて、また思い出してしまったせいで。
 ず、と立ったままコーヒーをもう一口。
 その苦みは、あの店のコーヒーソーダを思い起こさせ、そこでもまたあの男を連想してしまった。
 ――――なんか、これ、やばいのかな、俺。
 彼のことばかり考えてしまう。何をしても彼を連想してしまう。
 一度家に帰って着替えてきた際も、あの男も着替えてったのかななんて思うし、電車に乗ったら乗ったで、どこの路線使ってんのかななんて考えるし、挙げ句の果てには、通りすがりのまだ開店してない眼鏡屋の看板にさえ、目が行ってしまう始末。
 ――――ちが、違う、あれだほら、昨日の今日っていうか、時間経てば忘れるって。そうそう、絶対そう。
 たった一夜をともに過ごしただけの男を、忘れられないなんて、そんな馬鹿なことあるものかと、都はふるふる首を振って否定をする。
 そうしてようやくカバンをデスクに置き、はたと思い出した。
「あ」
 そういえばこのカバンの中に入れっぱなしだった、と探る。
 出てきたものは、手帳。
 片手で持つには少し大きく、両手には余るサイズ。ストライプのカバーは、汚れないようにとビニール加工が施してあった。
 どうしよう、と都は椅子に腰を下ろす。というのも、これは都の私物ではないからだ。
 あのホテルを出るときに、部屋のデスク傍に落ちていたもの。
 普通に考えればそれは、あの男の忘れ物だということになるのだが、この手帳はどう見ても女物だ。
 ――――まぁあの人が、こういう可愛いの好きって可能性もあるけどさ。甘い物好きみたいだし。
 先入観というものは、どうしてもついて回るが、本当に彼の物である可能性だってある。となれば、これがなくなって困っているだろう。
 返したい、と都は思う。
 しかし、連絡先どころか、名前も知らない。本当に教えてくれなかった、一夜切りの男の落とし物。
 都はほんの少し思案し、素直に警察に届けてこようと軽く目を伏せた。
 好奇心で、この手帳の中を見るべきではない。見たらいけないと自分を戒める。
 ――――ほら個人情報だからね、持ち歩いてんなら予定とかちゃんと書いてんだろうし、……見たら駄目。
 ぺたん、とデスクに手帳を置き、ため息を吐く。
 見たい気持ちはあるものの、その権利はない。例えば名前とか、電話番号とか、住所とかが、書いてあったとしてもだ。
 いくら落とし物とはいえ、本人の了承なく盗み見ていいはずがない、と手帳からようやく手を放した。
 落ち着こう、とまだ残っている熱いコーヒーを口に運んで、気がつく。
 このコーヒーの苦みをうまく使うカフェ――昨日あの男と話していた女性が、手帳をなくしたようなことを言っていなかったかと。
 都は記憶をたぐり寄せ、あの時間を引っ張ってくる。
 彼女は、これくらいの、と手で形を作り、デザインがストライプだということも話していた。
 ――――これもしかして、あの店長さんのじゃ……? なんであの人が持ってんの? 知らないみたいなこと言ってなかった?
 男はその時確かに、なかったと思うと言っていた。それがどうして、あのホテルの部屋に落ちていたのか。
 可能性として考えるのならば、知らないうちに男のカバンの中に落ちた手帳が、気づかないうちに、何かの拍子に床に落ちてしまったということか。
 ――――……ねーな……。
 このサイズの手帳が、うっかりカバンの中に入り込み、そのまま気づかないなんて。
 口が開きっぱなしのトートバッグならまだしも、ファスナーのついている、ビジネスバッグだったように記憶している。そこにうっかり入り込むなんてこと、ない。
 都は垂れた頭を、手の甲で支えた。
 ――――あの女のだったら、故意だよな、これな。どういう理由か知らないけどさ。
 うーんと唸る。
 彼女の何が知りたくて、手帳に手を出したりしたのか。
 女性は抱けないと言っていたが、彼女に好意を持っているのだったら、ちゃんと返してやれと怒って、見届けるつもりだ。
 だが、何しろ男の連絡先を知らない。
 接点はあの店しかないのだが、昨日の今日でまたパフェを食べに行くとは思えないのだ。
 となればこの手帳は、やっぱり警察に届けなければいけない。下手に都が返しに行っても、見つけた場所と理由は話せないし、ごまかせそうな話も作れない。
 今日の仕事で外に出る機会があったら、ついでに交番に届けてこようと、ため息を吐いた。
「なんか元気ないわねーヤコちゃん。カレシとケンカでもした?」
「してないっす……っていうか別れたんで……」
 この事務所の人間は、都の恋愛事情を知っている。所長である春日野はもちろん、事務員の山崎や藤木、フルタイムシフトのメンバーは全員だ。
 さすがに最初は敬遠されていたようだが、都の人となりを知ったのか、否定はしないでいてくれた。
「あらっ、そーなの? 残念ね……まぁでもヤコちゃんならすぐに次の人見つかるわよ」
 大らかに笑いながら、山崎はかかってきた外線を取る。励ましてくれているんだろうと思うと、今心の中をすでに別の男が占めていることが、後ろめたい。
「はい、本日ですね。お話を伺って、その上でご依頼いただけるようであれば。はい。ご相談は無料です」
 山崎は、スタッフたちのスケジュールを確認しながら、電話の応対をしている。普段の、少し雑な言葉使いとはまるで別物で、さすがベテランさんだと感心さえした。
 どうも今日仕事の依頼が舞い込みそうだ。打ち込めるようなものだといいと思いつつ、電話の対応が終わるのを待った。
「今日すぐ来るって。なんか浮気調査っぽい」
「藤吾さーん、今日依頼だったら俺も参加していい? 最近ちっちゃいのばっかだったじゃん」
「うーん、話聞いてからね。藤木ちゃん、コーヒー用意しておいて」
「はーい」
 浮気調査っぽい、と幾分深刻そうな内容になりそうなのに、慣れか、事務所は和やかなものだった。
 今日すぐにくると言っていた依頼人を、都は心待ちにした。忙しければそれだけ、あの男のことを考える時間も減っていくだろう。
 そうして、すぐ、と言った通り、依頼人はものの二十分足らずで、事務所のインターフォンを押してきたのだ。
 それを受けて、藤木が出迎える。応接室に通し、春日野に報告を入れた。
 話を聞くのは基本的に二人体勢としているため、春日野が席を立ったのを見て、都も腰を上げた。
 依頼、特に調査の仕事は、個人の先入観を入れてはいけないという、ここの方針だ。都もそれは理解しているし、軽そうな口調の割りに、仕事になるときっちり真面目なこの所長を、尊敬もしていた。
「ヤバイですよ、超イケメン」
 フロアですれ違いざまに、藤木が少し興奮気味に囁いてくる。確か彼氏持ちだったはずだが、それはまあ純粋な感想なのだろう。しかしそのおかげで、都には期待と好奇心が混ざってしまった。
 どれくらいだろう、あの人よりイケメンかな、なんて。
「お待たせしました」
 そうして応接室に足を踏み入れた都は、目を見開いた。
「えっ、なんで!?」
 思わず叫んでしまったのは、ソファから立ち上がったのが昨夜のあの男だったからだ。
 男の方も都を目に留め、ひとつ瞬いたのに気づく。驚かなかったということは、都がここにいると分かっていてきたのだろう。
 ――――な、なんで、なんで!? どう……、あ、名刺。
 そこで思い出した。あの店で、名刺を差し出していたことに。捨てずに持っているとは思っていなかったが、唐突な再会に心臓の鼓動が速くなる。
「あれ、知り合い?」
 春日野が、その様子に気づいて振り向いてくる。どう説明するべきか。ゲイだということは理解してもらえているが、行きずりに誘った相手だなんて、言いたくない。
「ゆ、昨夜、ちょっと」
「あー、昨夜、ちょっと、ね。分かった」
 小声で返した都に、春日野はふっと笑いながら頷いた。名前も知らないなんてこと言えないが、どういう知り合いかは、把握してもらえたようだ。
 バツが悪くて都は視線を泳がせる。名刺を渡したことを後悔もしたし、なにも昨日の今日で来なくても、とは思うものの、嬉しい気持ちがないわけではないのが、どうにも悔しくて、後ろめたい。
「支倉と申します」
「所長の春日野です。ご丁寧にどうも」
 男と春日野が名刺を交換する傍ら、都は居心地悪そうに?を?く。
 昨日知ることのできなかった名前を、こんな形で知ることになるなんて。
 ――――はせくら、支倉、ね……。
 支倉と名乗った男が、名刺をもう一枚取り出す。体が都に向いているということは、都へ渡したいのだろう。視線を感じて居を正したが、支倉はすんなりと名刺を渡してはくれなかった。
「なに」
「お前、何か俺に返す物があるんじゃないのか?」
「え、あ、そうだ、あれ」
 都はそこでやっと思い出す。あとで交番に届けておこうと思っていた物。
 踵を返しデスクに戻り、どう見ても女物の手帳を手に、応接室へと向かった。
「はい、コレでしょ。部屋の机んとこ落ちてた。交番に届けようかと思ってたけど」
 ぽんと支倉に手渡すと、彼はなぜか眉を寄せる。すんなり返ってくるとは思わなかったのだろうか。ならばそれはやはり、彼自身の持ち物ではないのだと推察できる。
「それ、ちゃんとアンタの手から渡してやんなよ?」
 都は代わりに支倉の名刺を受け取り、社名と名前を確認する。
 ――――ふぅん……WEBコンサルね……営業部、支倉陽平……。
「中……見たか?」
「見てねーよ、プライバシーの侵害だろ。どう見ても女物だし、あの店長さんのでしょ、やだよ中見るとか」
 そうか、と支倉はホッとしたような戸惑ったような表情を見せる。他人の物であるその手帳を、カバンにしまいこむこともせずに、春日野に向き直った。
「それで、依頼なんですが」
「どうぞおかけください」
 三人、ソファに腰をかける。支倉は都から受け取った手帳を、そのままテーブルに差し出してきた。
「この手帳の持ち主についてなんですが、素行の調査は可能でしょうか」
「持ち主というと」
「名前は梶谷洋子、代々木でカフェを経営しています」
「ご関係はお訊きしても?」
「元妻です」
「妻ぁ!?」
 春日野の質問に、支倉はよどみなく答えていく。出てきた単語に驚愕したのは、都だった。
 慌てて口を押さえるが、飛び出た言葉は返ってこない。じろりと支倉に睨まれて、この際だと疑問を口にした。
「だ、だってアンタ、それ女避けだって」
「元だと言っただろう。一年前に離婚している」
「女駄目だったんじゃないの?」
「肉体関係がないと婚姻を結べない法律はない」
 妻ということは結婚していたのだと理解し、都はさらなる疑問をぶつけるが、支倉はそれにも動じない。
 確かにそんな法律はないが、男女で家庭を築く約束をしたのに、そういった関係を持たないというのは、非常に稀なことではないだろうか。
「彼女とは、もともとそういう約束だったんだ。俺のことは知っていたし、彼女の方にも何か……事情はありそうだだった。好きな人とは結婚できないと言っていたのを、聞いたことがある」
「ああなるほど、じゃあセックスレスで離婚てわけじゃないんだ。円満離婚?」
「そうだな。家事もそれなりに折半だったし、仕事も順調だった」
 男の口調は静かだった。友人の延長のような生活だったのだろうかと都は思う。きっと恋人はお互い他にいて、世間体だとかその他諸々の事情で「契約」していたに違いない。
 そういう結婚もあるのかと納得しかけたが、ではなぜ離婚してしまったのか、疑問である。
「なんで別れたの。あ、いや、言いたくないことなら別にいいけど、そもそもなんで別れた奥さんの素行調査?」
「別れたって友人には変わりない。この手帳……中を見てほしい」
 す、と支倉は手帳を指す。眉間にしわを寄せて、都たちの反応を待っているようだった。
「拝見します」
 春日野が、依頼ならばと、それでもためらいがちに手帳に手を伸ばす。都はそれを隣から覗き込んだ。
 まったく知らない相手のならまだしも、客と店員とはいえ顔を知っている相手の手帳ともなると、後ろめたさが重圧をかけた。
「俺の思い過ごしならいい。客観的に見てもらえるとありがたいんだが……」
「なるほど、女性の字ですね。結構予定びっしり」
 その手帳は、読みやすい字で予定が書かれている。四角く囲われた欄に、時間と場所、略語らしき一文字を丸で囲んであった。友人との待ち合わせか、それとも仕事の関係か。
「これ名前かな。頭文字っぽい」
「岩、冴、室……うん、そうだろうね。この五とか七とかって数字は時間かも」
「……藤吾さん、名前の横にあるのって、これ……」
「ん?」
「言いづらいけどラブホっぽい。ホテル・シャトー」
 眉を寄せて音にする都に、春日野も、そして支倉も眉を寄せた。
 確信を持って言えるわけではないが、人の名前と時間と場所名。そこから連想できるものは、ひとつだ。
 都は不愉快な気分を抑えようと口を覆う。
 ――――確定じゃないけど、マジっぽい……。
 あの聡明そうな女性が、二股どころか三股……もしかするともっとたくさんの相手と、そういった関係を持っているのかもしれない。
「この中に本命さんはいるんですかね……あと、失礼ですが、彼女のお店、経営難だったということは」
 俯き加減で口唇を噛む都の横で、春日野が冷静に音にする。都は思わず顔を上げた。
「え、……藤吾さん待って、それって……お金が絡んでるかもってこと?」
「可能性のひとつとしてね」
 複数の男と頻繁に関係を持ち、見返りに金銭を受け取っている――つまり、体を売り物にしている可能性。経営に行き詰まってという理由なら、そういう方法もある。都は頭をかかえたくなったが、
「……いや……閉店間際でも客はそこそこ入っていたし、特にそういったことは……」
「あー……うん、それはそうかも。客としての目線でしかないけど、いつ行っても結構お客さん入ってたし、苦しかったってことはないと思うよ。支倉さんが食べてたパフェも新商品でしょ? そういうの作る余裕があるってことじゃん」
 支倉の後を継いで、都が春日野の発した可能性を打ち消す。もちろん、客にそうと感づかれないようにしているだろうが、あの客の入りで経営難ということは考えにくい。
「やはりそれは……そういうことをしているように見えるのか」
 しかし、金銭のやり取りがあったかどうかは別にして、複数の相手と関係している可能性は、限りなく百パーセントに近い。支倉が眉間のしわを深くする。
「それで素行を調査してほしいと?」
 春日野はあくまでも明確な言葉にはしない。一縷の望みがあるのなら、今はそれを音にすべきではないと判断してのことなのだろう。
 支倉は頷き、できれば今日からでも、調査をしてもらいたいと続ける。
「なら、契約の話を進めましょうか。支倉さん、彼をメインで進めても構いませんか? 能力は保証しますし、僕もサポートします」
「えっ……メインて、俺が!?」
 都は、春日野の言葉に目を瞠って振り向く。春日野とコンビを組んだことは何度かあるが、メインを任されたことはなかったのだ。
「い、いいの……?」
「そろそろメインできるでしょ。その代わり、規則はちゃんと守ること。いい?」
「う、うん」
 今までやってきたことを、所長が評価してくれたということだ。それは素直に嬉しい。
「あ、で、でも支倉さんは俺でもいいのかな」
「……誰でも構わん」
 私情は挟まないつもりだが、元妻の素行を、一度肌を合わせた都が調査をするなんて、支倉がどう思うか。そう思って振り向いたが、支倉は視線も逸らさずに許可してくれた。
「では、書類を持ってきますね」
 春日野はそう言って席を立ち、都の肩をぽんと叩いていく。
 ――――バレてるよねーこれ……気をつけよ。
 規則のことを念押ししてきたあたり、心の奥底の下心はきっと見抜かれていることだろう。都はバツが悪そうに春日野を視線で追った。
「……規則?」
 それを不思議に思ったのか、支倉が少し声のトーンを低くして訊ねてくる。ビジネス用の声から緊張を解いた普段の声に切り替わった瞬間だった。
 都も力を抜いて、依頼人の前とは思えないほど、大きく息を吐いて、藤木の出してくれたコーヒーを手に取った。
「ああ、ウチの規則。依頼人には手を出すなっていう。好意にしても悪意にしても、依頼人への感情が入るとね、どうしても先入観てあるでしょ。依頼人に肩入れして、行きすぎた調査とかしちゃうことがあるんだって。だから駄目なの」
 春日野のそういった方針には、共感できる。だからここで続けていられるし、彼の不利益になるようなことはしないでおこうと思いもする。だけど、と都はカップをソーサーに戻した。
「アンタのことは気に入ってるけど、依頼は私情入れずにやるから」
「……分かった、よろしく頼む」


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